サッカーポーランド代表の強さはH組最強か?特徴や戦術、弱点を炙り出す

サッカーポーランド代表はどのくらい強いのか?日本は勝つことができるのか気になるところですよね。FIFAランク7位でW杯欧州予選を首位通過したポーランド代表の強さは本物か?
突ける隙はないのか戦術や特徴を分析し、対策を語っていきます。

出典:「http://www.fifa.com/」

レイです。

今日は日本代表が第3戦で対戦するポーランド代表について語って行きます。

日本ではあまり馴染みはないのですが、EURO2016ではベスト8とドイツや優勝したポルトガルにPK戦まで持ち込ませるなど善戦しています。

W杯欧州予選ではデンマーク、ルーマニア、モンテネグロなど強豪国を抑え首位通過しているんです。

H組最強と言われるポーランド代表に弱点などはないのか分析していきます。

ポーランド代表のタレント力は?

ポーランド代表の強さはなんと言ってもこの人でしょう♪

バイエルンに所属でエースストライカーであるレバンドフスキです。

誰がなんと言おうと世界トップレベルのCFです。

欧州予選で28ゴール中16ゴールと抜群のゴール決定率を誇ります。

このレバンドフスキをいかに抑えるかがキーポイントでしょう。

いかにゴールから遠ざけて仕事をさせないかにかかっています。

他にも優秀なタレントが揃っています。

ユベントス所属のGKシュチェスニー、ナポリ所属のミリクとジェリンスキ

WBA所属のクリホビアク、ドルトムント所属のピシュチェク、モナコ所属のグリクなど欧州のクラブで実績のあるメンバーが揃っています。

ポーランド代表の強さは?

非常にフィジカルが強いので体では負けないですね。

当たってもそう簡単には倒れないです。

身長が平均185cmで日本人平均より5cmも高いんでヘディングが相当強いです。

またゲーゲンプレシングはポーランドの特徴でボールを奪われると圧倒的な迫力でボールを刈り取りに来ます。

速度・強度・密度がハンパないです。

ポーランドの弱点

ポーランド代表は実は欧州予選で首位突破したチームの中で失点が一番多いんです。

欧州予選で無失点は2試合しかないとDFラインは安定感があるとは言えないでしょう。

デンマーク戦では0-4と敵地でしたが自慢の堅守に綻びが見られているんです。

大黒柱のグリクやバズダンは30代と平均年齢が高いので気になりますね。

グリクはいいいんですよ。
モナコで素晴らしいパフォーマンスを見せているんですが問題はバズダンですね。

レギア・ワルシャワで明らかな下降線を辿っています。

国内リーグでのパフォーマンスは不安定であります。

ポーランド代表のここが突きどころでしょう。

攻撃に関してもあの松井大輔選手がインタビューで言っていましたが、ボールを回す力はそんなに上手くないです。

クリホビアクを除いてはあまり上手くなくミスもします。

またカウンターが凄いのかと言われれば松井選手はそうでもないとおっしゃていました。

FIFAランク7位だが過大評価されていて、そこまで強くないよねという国の雰囲気があるそうです。

ポット1でブラジル、ドイツ、アルゼンチン、フランス、ベルギーなどと比べれば到底勝てない相手ではないと思います。

日本代表はどう戦かえばいいのか?

みなさん分かっていると思いますが、レバンドフスキをどう抑えるかが一番重要ですね。

出来るだけゴールから遠ざけること、仕事をできるだけさせないようにしたいんです。

恐らくポーランドがボールを支配して日本が攻め込まれる時間帯が多くなると思うんですが、ビルドアップがそんなに上手くないのでまずここでいかに潰せるかにかかってきます。

ポーランドのビルドアップを担っている10番クリホビアクを潰します。

クリホビアク以外の選手はビルドアップは上手くないのです。

ボランチでコンビを組むモンチンスキはボールを簡単にさばくだけですし、CB2人のグリクとバズダンはパスミスして相手に決定的なシーンを作られることもあるので狙い目です。

左SBのリブスも軽率なパスミスは目立ちます。

ですのでクリホビアクを囲んだりして仕事をさせないこと、徹底して潰しにいくこと

上手くハメながら2人のCBにプレスをかけていけばボールを奪うチャンスが増えてくる

ボール奪取したらサイドを上手く使いながらカウンターを仕掛ける

まず狙い目はクリホビアクですね。

クリホビアクもPSG移籍以降出場機会に苦しんでいるのです。

昨シーズンはPSGでバックアッパーに甘んじており今シーズンはWBAへレンタル移籍して復活を目指したのですが、プレミアリーグで最下位のチームでも出番が限られていて全盛期の面影はないようです。

この中盤が機能しなくなったポーランド代表となると日本にはかなりチャンスが来ると思います。

ポーランド代表の攻撃を防ぐにはどう対処する?

クリホビアクが徹底マークに苦しんで中盤が機能しなくなったとしたら、ポーランドはロングボールで組み立てを図ると思います。

高さで有利なポーランドですからそうしてくるでしょうし、なんせレバンドフスキがいる。

逆に日本の中盤は長谷部や山口、井手口と高さはないので簡単に競り負けてしまう。

となるとここは吉田麻也で競らせたいので、最初から5バックにするかもしくは4バックでも長谷部をリベロとしてカバーリングを任せておけば対処できそうですね。

僕的には最初から5バックにしておいて必要時吉田を前に行かせる様にしておいた方が確実かなと思います。

クリホビアクが潰されレバンドフスキが密着マークされるとポーランドは組織攻撃が機能しなくなってきます。

EURO2016のポルトガル戦がまさにそうでした。

ポルトガルはペペをレバンドフスキのマンマークしロングボールを対処させたので、ショートパスでの展開を強いられたポーランドは上手くチャンスをつくれなかったのです。

守備としてクリホビアクとレバンドフスキを徹底して潰しにいく、自由に仕事をさせないことが第一ポイントになるでしょう。

攻撃に関してはポーランドは横の動きやサイドの動きになかなかついてこれていないのでここを突きます。

乾の個人での打開力やコンビネーションで崩してシュートチャンスをよりつくれるかがポイントでしょう。

サイドから仕掛けて普通にボールを放り込んでもポーランドCBは滅法強いので弾き返されるのがオチです。

ここぞ!という時にリスクをかけてでも勝負しにいかないと点は取れないでしょう。

まぁこれができるなら日本は強いのですがなんせ日本人はリスクを過度に恐れすぎるし失敗したがらなすぎます。

読みやすく無難な仕掛けしかできないので止められるんです。

相手にとってそこまで怖さはないですからね。

これを日本がW杯までの克服するのはぶっちゃけ無理ですが、強豪国を見ていると一気に総攻撃で圧力をかけているのでリスクはかけないと点は入らないですよね。

だから勇気を持ちここぞ!という時は仕掛けるしかないです。

またポーランドの守りの弱点として逆サイドへのボールに対する対応の遅さや鋭角の低いマイナスクロス弱かったり、試合終盤には3人目の動きを見逃しがちなんでこの辺りを狙うことも重要となるでしよう。

いかがだったでしょうか?

ポーランドの特徴や戦術を分析し、弱点はどこなのか?どう対策をしていけばいいか語らせていただきました。

H組最強と言われるポーランド代表は勝てない相手ではないとしても間違いなく苦戦すると思います。

この第3戦の前にグループステージ突破確定しておけばいいんですが恐らく難しいでしょう(笑)

おそらく総力戦になるはずです。

僕らも日本代表がポーランド代表といい試合をして見事決勝トーナメント進出できるように応援しましょう。

それでは。

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