息子が憧れる父になる!息子と離れて毎日苦しむ30代男の離婚調停体験記

出典:「https://www.photo-ac.com/」

先日離婚調停だった。

妻側の嘘で固められた発言ををねじ伏せたことになったのだが、やはり毎回もの凄く疲れるし、ストレスもひどいものだった。

さすがに今回は体を休めることを優先した。もう体調不良で寝込むわけにもいかない。

そしてアフターケアにも十分気をかけた。

息子との待ちに待った面会を3月に実施するために今回の調停が早まった訳だが、妻が3月の面会は仕事が忙しくて休みが取れないという理由であっけなく却下された。

4月中旬にようやく面会の日時が決まったのだが、もうその頃は半年。

いくらなんでも遅すぎるというのが正直な気持ちである。

毎回写真で見る息子の姿は成長が驚くほど早くて僕は辛くてひどく落ち込んだ。

もう完全に自分で立ち、歩いている息子の姿。
その歩けるようになる成長過程を楽しみにしていたし、すごく見たかったのだ。

歩けるようになった君に「すごい!すごい!」って。誰よりも褒めてあげたかった。

そうすれば君は満面の笑みで笑って返してくれたのだろう…

しかしその願いもはあまりにも虚しく強引に引き裂かれてしまった。

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何を望みに生きていけばいいのか分からなくなる。
それほど僕にとっては大きなものなのだ。

それでも歩き続けるしかないのだが、一向に光が見えない気がしていて暗闇を彷徨っている感覚になってしまう。

絶望と無力感で立ちすくんでしまう。

自分にどう落とし込むのか。毎日自分自身に問いかける日々。そして孤独。

夢をあまり見ない僕は最近息子に会った夢を見た。

喜びのあまり何度も息子を抱きしめ、何度も頬をすりすりしていた。

声を出して笑う息子。

なんて幸せなことなんだろうとその瞬間を抱きしめていた。そして目が覚めた。

束の間の幸せだった。

不思議と落ち込むことはなく夢でも会えたことが僕は嬉しかった。

それほど会いたいということなのだろう。

“息子が憧れる父になりたい”

それが僕を支えている夢でありちっぽけな誇りだ。

それが強固なものとなったエピソードがある。

今日はそれを語っていきたい。

僕を救ってくれたひとつのブログ 自分が信じる道は間違っていなかった

離婚で子供に会えず苦しんでいる僕と同じ悩みをもった方の記事を読んでいく中でひとつ見つけたブログがある。

そのブログの方は幼い頃に両親が離婚して苦しく辛い経験をされていた。

その方は20年ぶりに父親と面会を果たしたのだが、実際会えてよかったと書かれていた。

目を引いた一文が“子供には親を嫌いになる理由はない。しかし自分がこの苦しみから逃れるには父親を嫌いだと思い込むしかなかった”というものだった。

やはり両親が離婚し寂しい思いをした子供達はこのように苦しませてしまうものだと思った。

自分の息子もこのように思うのだろうかと色々と考えさせられた。

そう思っていてくれたら嬉しいが、妻は僕の存在をないものにするかもしくはありもしない嘘を吹き込み父親である僕を嫌いにさせるように言うのだろう。

そこは期待できないと思っている。

しかし次の一文で僕は救われることになる

”長年会えなかった父親に会う時はダメになった父親でいてほしくない
自分らしくいきいきとしていてほしい。かっこいい父親であってほしい”

涙が止まらなかった。

僕の信じる道は間違っていなかったと。

自分らしくいきいきとしている父親 かっこいい父親になり背中で生き様を語る

その夢は間違っていなかったと思った。

自分らしく生きる

叶う夢かも分からないが僕は信じて進もうと思った瞬間だった。

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息子に会える瞬間はどんなものだろう 僕は何を伝えるのだろう

次に息子に会えたとしても約半年の期間が開いてしまうことになる。

僕のことは当然覚えていないだろうし、もしかしたら泣き出すかもしれない。

それは覚悟できている。仕方ないものだと。

でも息子が笑って僕の元に歩いてきたらきっと僕は泣いてしまうだろう。

そして強く抱きしめるだろう。

言葉にならない感情が溢れ出てきて涙が止まらないかもしれない。

それでもいい。

君が産まれて来てくれたことと そして成長していることを褒めたいし、感謝したいと思う。

今僕がやれることは君にふさわしい父親になる為に日々努力を続けるだけだ。

そして今の僕には心強いものがある。

それは師匠と仲間がいることだ。

決して自分一人ではない。

特に師匠には感謝している。師匠に会えていなかったら今の僕はいないかもしれない。

師匠は僕に真摯に向き合ってくれるし、僕がもがきながらも努力を続けてきた日々や僕の強みを認めてくれている。

だから迷うことなく歩んでいけばいい。

自分の夢を信じて今日も歩いていくのです。

それでは。

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