こんにちわ。
レイです。
今日は僕が大好きな漫画『バガボンド』を紹介したいと思います。
なんで「バガボンド」は最高に面白いのか?
何でおススメしたいのかを熱く語っていきたいと思います。
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目次
心に染みる名言の数々 まさに人生の教科書
バガボンドの魅力とはズバリ“心に染みる名言の数々が素晴らしくジーンとくること”だと思いますね。
すごく深みがあるのんですよね。
人生に迷っていたり悩みがあったら「そうかも」と考えさせてくれたり、そっと背中を押してくれるような感覚になるというんですかね。
人生の道しるべのような 人生の教科書とも言えると僕は思います。
だから挫折したり葛藤してもがいていたり悩んでいる時にはそっと手にとりたくなる漫画なのです。
バガボンドは主人公である宮本武蔵が天下無双を目指していく物語ですので決闘シーンばかりを想像しがちなのですがそれだけではないんですよ。
いろんな出会いの中で自分の弱さを知り向き合い、悩み、もがき苦しみながらも成長していく武蔵に心を打たれます。
この「弱さ」ってのがポイントですよね。
自問自答しながら天下無双とは何か?本当の強さとは何かを追い求めていくところが見所だと思います。
男心をくすぐる武蔵の生き様と挫折を乗り越えて成長していく姿に胸を打たれる
やはり武蔵の生き様がすごくかっこいいし、挫折を乗り越えていく姿に胸を打たれ熱くなるところが僕は最高に好きですね。
武蔵は幼少の頃から新免無二斉にしごかれるので強いのは強いんですが、型もなく荒削りなんですね。
天下無双を目指す武蔵は京最強と言われる吉岡道場に乗り込みます。
吉岡道場の門弟と対戦し圧倒した武蔵は吉岡伝七郎と戦い互角の戦いを繰り広げます。
勝負はつかず1年後に再戦を約束するのですが、その1年で武蔵は大きく成長していきます。
まず沢庵の言葉が大きいですね。
おつうのことが頭を離れず沢庵に相談するのですが、心が何かに囚われては剣は出ないという自然の摂理についても学びを得ていきます。
槍使いの胤舜や鎖鎌の宍戸梅軒など強敵との対戦も大きいのですが、それより胤舜に敗れ恐怖を知ったことが何よりデカいですね。
胤栄の助言もあり恐怖と少しずつ向き合い本当の意味での強さを得ていきます。
柳生石舟斎との出会いも天下無双の意味を求め続けていた武蔵には大きいものでした。
普通でしたら色んな強敵と命のやりとりを繰り返し接戦に打ち勝っていくのがセオリーみたいな感じですが、バガボンドの場合は強敵との戦いばかりというよりは自分の弱さに向き合い色んな出会いの中で心身共に成長していくシーンが多いように感じます。
自分が本当の意味で強くなるには自分の弱さと向き合い受け入れていくことが大事でいつも自分自身との闘いに打ち勝つことの方が重要なのだと僕は学びました。
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男なら熱くなる名場面が最高にヤバい 読み手にも緊迫感が伝わる
やはり決闘のシーンももちろん最高に胸が熱くなりヤバいです。
井上先生が筆で描く描写がすごすぎて一気に引き込まれる。
息を呑むように緊迫感がひしひしと伝わってくるからすごい好きですね。
刀で切り合うということはどちらかの死を意味することになる訳ですが、それぞれの登場人物の背負っているものや生い立ちも描かれているので一つひとつの勝負の重みを感じるから読み手はぐっと引き込まれるのかもしれません。
その背負っているものを読み手も感じれるからどちらも負けられないという気持ちが伝わってくるから男として熱くなるものを感じますし、涙して読んでしまうのではないでしょうか?
魅力的なキャラクター それぞれの人生が細やかに描かれている
バガボンドの面白さや深みって登場するキャラクター達が魅力的であるからだと思います。
普通なら主人公の武蔵とライバルの佐々木小次郎ばかりを描けばいいんでしょうけどそんなことはなく、たくさんの魅力的なキャラクター達のそれぞれの人生も細やかに描かれているのです。
武蔵の幼馴染の本位田又八やその母親のおばば、武蔵が愛するおつうや武蔵にきづきを与えてくれる沢庵などたくさんの登場人物達が武蔵にそれぞれ影響を与えていく。
それぞれに影響され翻弄されながらもみな生きることの辛さを抱え成長し生きていく。
それが故に深いのかなと思います。
やはりバガボンドは最高の漫画です。
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