ロシアW杯優勝候補に挙げられるスペイン代表は優勝できるのか?黄金時代よりも弱くなっているのか?がみなさん気になると思います。スペイン代表の時代は終焉したと僕は思っているのでW杯優勝はできないと思います。スペイン代表の予想フォーメーション、チームの特徴や試合成績などから分析をしていきます。
出典:「https://www.fifa.com/?nav=internal」
目次
スペイン代表の時代は終わった!W杯優勝できないと予想
スペイン代表の優勝を予想している人も多いですが、僕はスペインの時代は終わったと思うので優勝はできないと予想します。
前回大会でグループリーグ敗退しすっかり自信をなくしたスペイン代表をここまで復活させたのは凄いことですが、かつて無敵艦隊と言われタイトルを総なめにしていた絶対的な強さはないなと思うのです。
確かにロペテギ監督は対戦相手や局面においてシステムを変えるなどフレキシブルな柔軟性を持っているので戦術的な多様性は間違いなくスペイン代表の武器であります。
欧州予選では無敗の9勝1分け0敗で首位通過を決めていますし、強さと安定感は取り戻してはいますね。
親善試合でもドイツ代表に1-1、アルゼンチン代表には6-1、コロンビア代表に2-2、イングランド2-2、ベルギー代表2-0と強豪相手に一度も負けていません。
あくまで親善試合ですがチームの仕上がりはいいですね。
イスコ、アセンシオ、サウール、ルーカス・バスケスと若手選手を積極的に起用し豪華な中盤は素晴らしいですが、絶対的なCFが不在なのが一番の懸念材料ですね。
欧州予選でもチーム内トップの得点者がモラタとD・コスタではありますが、シルバとイスコと同率1位で5ゴールと物足りなさを感じてしまいます。
各ポジション充実のメンバーですがCFは迫力不足なんです。
これがスペイン代表が優勝できないと予想する最大の理由です。
迫力がないFW陣 頼れるFW不在でW杯優勝はできないだろう…
出典:「https://www.fifa.com/?nav=internal」
優勝候補のブラジルやドイツと比べて物足りないのが頼れるCFの不在です。
モラタがその役割を担うと思っていましたが、今シーズン後半まさかのスランプで失速しW杯メンバーには落選しました。
D・コスタがいるじゃないかと言われそうですが、欧州予選では後半故障やコンディション不良で招集すらありませんでした。
結果欧州予選では5ゴールとやや物足りないです。
かつての強いスペイン代表時代は絶対的ストライカーのF・トーレスがいましたね。
その頃と比べてしまうとやはり迫力不足は否めない。それが故に優勝できるイメージが僕には沸かないのです。
CB控えがいないのも深刻 ピケやラモスが怪我や累積で不在とれば大穴となる
出典:「https://www.fifa.com/?nav=internal」
世界屈指のCBであるS・ラモスとピケを揃えるスペイン代表。
守備は間違いなくトップクラスではありますがそのバックアッパーが不在なのが痛いんです。
怪我や累積で出場停止となればスペイン代表はCBが間違いなく穴となるのです。
3番手のナチョはR・マドリーでも同じように良いバックアッパーであり使い勝手の良い選手ではありますが、頼れるCBかといえばうーんという感じです。
年齢的にも2人とも30代であり、良い若手が不在なので世代交代も上手くできていないのです。
多分ですがS・ラモスは警告で決勝トーナメントで出場停止とやらかす予感が満載です(笑)
先日のCL決勝などなにかと話題性のあるS・ラモス。
勝負強くどんな手を使ってでも勝つというずる賢さはありますが、個人的にあんまり好きになれません(笑)
もしCBのどちらかが出場停止を喰らえば決勝トーナメントで勝ちきるか疑問だと思います。
イニエスタの衰え
これは仕方ないことなんですがね。
身体的な衰えを隠しきれないイニエスタですが、今シーズンは故障を繰り返し消えてしまう試合も少なくなかったのです。
万全の状態で望めるかは未知数ですが、W杯ではバルサと同じようにスタメン起用するけど途中交代させると思います。
若手の魅力的な中盤選手がたくさんいるので彼らに任しましょう。
主力級に成長し抜群の攻撃センスで躍動感あるイスコ、抜群のパスセンスとキープ力のあるチアゴ、豊富な運動量のコケや力強い持ち上がりが武器のサウールと豪華な顔ぶれが魅力です。
スペイン代表はやはり2列目が際立っていますよね♪
スペイン代表予想フォーメーション
このフォーメーションがベースとなると思います。
各ポジション充実していますね♪
CFは一番手はD・コスタになるでしょう。いきなり初戦でポルトガル代表とのビッグマッチですからね。彼の存在は脅威を与えてくれるのでスタメン起用すると思います。
イスコは中盤より前線で起用するのは間違いなさそうですね。
シルバと共に3人で攻撃を形成すると思います。
中盤はイニエスタとコケのコンビでしょうね。イニエスタは加齢によるスタミナ不足はあるのでバルサと同じように早い時間帯で交代させてくるでしょう。
アンカーと最終ラインは不動のメンバーですね。怪我と警告がない限りここは基本的に変わらないでしょう。
GKはデ・ヘアしかいません!カシージャスが代表を去った今、デ・ヘアが絶対的な守護神です。
スペイン代表の背番号は?気になる7番、9番、10番は誰が着用する?
スペイン代表で気になる背番号は7、9、10番を誰が着用するのかだと思います。
ストライカーである9番はモラタが落選したので今回W杯デビューとなるロドリゴ・モレノが着用します。
同じく今回W杯デビューとなるルーカス・バスケスは11番を着用です。
10番はチアゴ・アルカンタラ、7番はサウールが着用しますね。
【スペイン代表 ロシアW杯背番号】
1.ダビド・デ・ヘア
2.ダニ・ガルバハル
3.ジェラール・ピケ
4.ナチョ・フェルナンデス
5.セルヒオ・ブスケツ
6.アンドレ・イニエスタ
7.サウール・ニゲス
8.コケ・レスクシオン
9.ロドリゴ・モレノ
10.チアゴ・アルカンタラ
11.ルーカス・バスケス
12.アルバロ・オドリオソラ
13.ケパ・アリサバラガ
14.セサル・アスピリクエタ
15.セルヒオ・ラモス
16.ナチョ・モンレアル
17.イアゴ・アスパス
18.ジョルディ・アルバ
19.ジエゴ・コスタ
20.マルコ・アセンシオ
21.ダビド・シルバ
22.イスコ・アラルコン
23.ペペ・レイナ
試合成績と収穫と課題
直近の親善試合を見てみても強豪国に一度も負けていません。
1年くらい振り返ってみてもドイツ代表に1-1、アルゼンチン代表には6-1、コロンビア代表に2-2、イングランド代表2-2、ベルギー代表2-0という素晴らしい成績です。
チームの仕上がりは良好と言えるでしょう。
収穫はCF陣が持ち味を発揮している
3月のドイツとアルゼンチン代表の親善試合ではロドリゴ、D・コスタ、アスパスがそれぞれ持ち味を発揮しています。
ドイツ戦でインパクトを残したのはロドリゴです。
開始6分にイニエスタのスルーパスを受けていきなり先制ゴールを決めるとイスコやシルバと流動的にポジションチェンジしながら敵DFラインを混乱させパスサッカーの相性のよさを証明しています。
D・コスタ達に比べると周囲との連携はスムーズですね。
アルゼンチン戦ではD・コスタがGKと衝突しながら押し込むゴールで存在感を示していますし、後半交代したアスパスも特大のインパクトを残しています。
このアスパスはリーガでもなにげにいい活躍をしているんですよね。
あんまり注目はされないんですがw
タイミングのいい飛び出しと的確なラストパスで1得点3アシストという結果を残しました。
またブスケッツのバックアッパーに目処がたったのも大きいですね。
チアゴがアンカーに起用されたのが当たったんですよね。
落ち着いたパス捌きで攻撃にリズムと方向性を与えましたし、アグレッシブな守備も見せてくれました。
これも大きいですよね。
スペイン代表の課題
カウンターの対応の課題が浮き彫りになりました。
ドイツのヴェルナーにピケが振り切られまくってピンチを何度もつくられてしまいましたね。
アルゼンチン戦でも立ち上がりに速攻を喰らっていましたし、イグアインが見事にミスしてくれたから良かったものの決められてたら違う試合展開になっていた可能性はあるので対策は必要ですね。
セットプレーでもドイツ戦ではフンメルスをフリーにしてしまいピンチを招いてしまいましたし、アルゼンチン戦ではオタメンディにゴールを奪われた後もポストを叩くシーンもありましたし脆さがありましたね。
W杯ではそういう僅かな隙があればやられてしまうのでしっかり対策を練ってほしいですね。
まとめ
スペイン代表は確かに強いですし、チームの仕上がりもよく結果もしっかり出していますが、何か隙を突かれてW杯では優勝できないイメージがしてしまいます。
スペイン代表の黄金時代の終焉となるのかは気になるところです。
初戦でポルトガルとのビックカードですが、大敗してグループリーグ敗退というシナリオはとても考えられないとは思います。さすがに今回はしっかりグループリーグを勝ちあがれるとは思いますね。
スペイン代表がW杯で絶対的な強さを証明するのか注目です。
それでは。
スポンサーリンク