アルゼンチン代表のW杯優勝はメッシ次第!親善試合結果は完敗でも秘策あり

メッシが悲願のW杯制覇なるか?アグエロ、イグアイン、ディバラ、イカルディというワールドクラスのアタッカー陣を擁しながら得点は奪えず南米予選では苦しみ、親善試合で課題だらけのアルゼンチン代表。それでもサンパオリ監督は“チームメッシ”を構築させると期待しています。アルゼンチン代表の優勝予想の理由、予想スタメンとグループリーグ結果予想、親善試合の結果と内容を分析し秘策は何か語っていきます。

出典:「https://www.fifa.com/?nav=internal」

何故アルゼンチン代表がW杯優勝と予想するのか?

今回ロシアW杯で優勝するのはどこだと思いますか?

多くの方はドイツやブラジルと予想してありますね。

確かに現時点でこの2強が頭一つ抜けています。

その次にフランス、スペイン、ベルギー、ポルトガル、アルゼンチン、イングランドと続くではないかと思います。

W杯で優勝するのはW杯優勝した経験がある国、妥当なチームがやはりW杯優勝を成し遂げるんですよね。

総合的に見ても穴がなく、絶対的なチームがやっぱり優勝するんです。

そうなればポルトガル、ベルギーはW杯で優勝した経験はありませんので除外されるのではないかというのが大方の予想です。

となるとW杯優勝はドイツ、ブラジル、フランス、スペイン、アルゼンチン、イングランドに絞られてきますね。

この優勝候補の中でも現時点で一番チームの完成度が低いのはアルゼンチン代表だと思います。

なのに何故アルゼンチン代表が優勝と予想すのかを語っていきます。

南米が黙っているはずがない!南米勢が最後にW杯優勝したのは2002年の日韓W杯以来なのだ…

W杯優勝はヨーロッパ大会であればヨーロッパ勢が優勝し、南米大会であれば南米勢が優勝するというジンクスがある。

過去を振り返れば1958年のスウェーデン大会でブラジルが優勝した1回だったんですが、前回のブラジルW杯ではヨーロッパ勢のドイツが優勝しています。

なのでこのジンクスも今ではもうないものと考えていいと思います。

今では南米の一流選手達はヨーロッパ勢でプレーしている選手がほとんどですし。

もう開催地のアドバンテージはないと。

こういうジンクスもいずれは破られるものだと思うのです。

次に直近の3大会のW杯優勝はすべてヨーロッパ勢です。

南米勢が優勝したのは2002年の日韓W杯優勝まで遡ります。

歴代の優勝国を見てもこれだけ続いた事はありません。

今回優勝がヨーロッパ勢ならば南米勢は大きく差をつけられるようなものです。

だとしたら南米勢が黙っているはずがありません!!

何がなんでも今回のロシア大会は南米勢が優勝するべきなのです。

そうとう気合が入っているはずです。

出典:「https://www.fifa.com/?nav=internal」

特にブラジル代表は前回大会の歴史的大敗という屈辱がありますし、アルゼンチン代表もあと一歩で優勝を逃した苦い経験があります。

南米勢で優勝するとしたらブラジル代表かアルゼンチン代表でしょう。

ブラジル代表が有力ですが、アルゼンチン代表にはメッシがいます。

メッシだけでは無理と言う意見も多いですが、サッカーは何が起こるか分からないものです。

メッシがいるだけで奇跡は起こる!最終予選で魅せたハットトリックはまさにそうでしょう。

30代を迎えた今がメッシが優勝するラストチャンスと考えているでしょうから何がなんでも優勝すると考えているはずです。

メッシが最後に奇跡を起こす。

メッシがアルゼンチンのW杯優勝をもたらす。

これが最大の理由です。

アルゼンチン代表の予選結果は?

出典:「https://www.fifa.com/?nav=internal」

今回の南米予選はまさに激動でしたね。

もしかしたらアルゼンチン代表がW杯に出れないかもという危機的状況もありましたが、最終的には3位でフィニッシュ。

予選成績は7勝7分け4敗/19得点・16失点でした。

やはりメッシの依存度が高いですよね。

ゴールはメッシが7ゴールでチーム内で1位で2位はディマリア、メルカド、プラットの2ゴールという散々な結果

CF陣が全くと言っていいほどゴールを決めれていないのです。

世界一を誇るCFを多く擁すのにです。

クラブでの実績は十分なアグエロやイグアイン、ディバラ達も代表では色あせてしまうのです。

CF陣は世界一ですが中盤から下がやはりワールドクラスが不在で小粒感が否めないw

サンパリオがどこまでチームを作りあげるかにかかっています。

本番ギリギリまで試行錯誤は続くでしょう。

アルゼンチン代表スタメン予想

アルゼンチン代表の予想スタメンはこちら♪

基本的に4-2-3-1がベースでしょう。選手達が4バックをサンパリオ監督に切願していたようですね。

ではGKはグスマンを選びました。残念なことにロメロは怪我して離脱が決定してしまいましたので。ワールドクラスのGKがアルゼンチンにはいないのは大きな悩みですね。

CBはオタメンディとファシオですね。

初戦のアイスランドやクロアチアなどデカい相手ならマスチェラーノではなくこの2人で弾き返したいところです。

右SBにメルカドで左にタグリアフイコを起用ですね。

中盤はロ・チェルソとビクリアでしょう。

ロ・チェルソは特に期待大です。アルゼンチンは中盤の構成力のなさが欠点でしたがこのロ・チェルソが改善してくれるはずです。前線4人を支えつつビルドアップで効果的なパスを通して攻撃のスイッチを入れてくれるでしょう。

PSG移籍して守備面でも貢献度は高いですし、プレスやパスカットと汗かきも期待できます。

22歳と若くパーソナリティーの強さもある。

アルゼンチン代表のキーマンの一人だと僕は期待しています。

右サイドにはランシーニ、左サイドにはディ・マリア

トップ下にメッシでCFはアグエロです。

この前線のメンバーはメッシのことを良く知り、連携がスムーズでメッシが気持ちよくプレーでき、最大限の力を発揮させてくれるメンバーなのです。

アルゼンチン代表の強みは何か?

メッシという最大の武器 精神的成熟を果たしたメッシがリーダーシップを発揮する

メッシの精神的な成熟は大きな強みでしょう。

30代を迎え円熟味を増したプレーで今でも世界最高峰のプレイヤーで間違いありません。

予選を通じてがけっぷちで逆境にさらされながらもチームを牽引し続けたメッシ。

鬼気迫るプレーでゴールを目指すその姿は正真正銘のキャプテンでありリーダーです。

かつては「闘志が表に出てこない」など指摘された時もありましたがその姿はもはやありません。

繊細で柔らかいボールタッチとコントロールから繰り出される世界最高峰のドリブル突破、流れるようなコンビネーション、抜群の決定力と勝負強さ、圧巻のスーパーテクニック、ピッチ全体を俯瞰して見る戦術眼がメッシの最大の持ち味です。

拮抗した試合でも最後の最後で決定打を打ち込み勝利をもぎ取ってしまうほど、メッシの力は神がかっています。

メッシを活かすことがもう最大の戦術なのです。

30歳という年齢を考えればこのロシアW杯で主役として世界の頂点を狙えるラストチャンスです。

代表でのタイトルを獲得できればメッシのキャリアはさらに輝きを増し永遠に語り継がれるでしょう。

前回のW杯の雪辱を果たす時がようやく来たのです。

サンパオリ監督の戦術

メッシをどう生かすかはサンパオリ監督の最大の仕事です。

メッシがバルセロナで輝けるのはシャビやイニエスタ達が最高のパスを出し、攻撃のラスト30mで決定的な仕事にメッシが専念できるようにしてきたからです。

アルゼンチン代表には中盤の構成力に乏しくバルサとの環境は全く異なります。

ここをいかに改善できるか。メッシが機能する戦術を構築するのがサンパオリ監督の腕の見せ所なのです。

攻撃的なサッカーを志向し、最新端のテクノロジーを駆使してデーター活用にも長けるモダンなサンパリオ監督は選手との意思疎通は歴代監督と比べると差は歴然ですから期待したいです。

選手達の心を掴み組織的に戦いメッシを最大生かせるチームを作り上げるという期待感が少しはもてると思います。

未だにチームづくりは難航しており問題は山積みですが、ポジティブな側面として対戦相手はアルゼンチンを研究したり対策を練にくいという側面もあります。

ですから上手く機能させたシステムを作りあげれば対戦相手は準備ができないので手を打てない場合もあるのです。

知将サンパオリは最後まで試行錯誤するでしょうけど、機能したアルゼンチン代表を魅せてくれると僕は期待しています。

チームの結束力

チームの主軸はメッシを筆頭にアグエロ、マスチェラーノ、ディ・マリアなどお馴染みのメンバーでユース時代からの仲間も多くチームワークは良好です。

前回ブラジル大会の苦い経験、苦しんだ今回の南米予選を通して結束はより強くなっているでしょう。

この結束力は苦しい戦いの時こそ力を発揮させてくれるものだと僕は信じます。

メジャー大会で3大会連続準優勝に終わったメンバーが大半を占めているのでリベンジに燃えるモチベーションは相当なもののはず。

この結束力もW杯で勝ち抜ける大きな武器になると思います。

アルゼンチン代表の弱点

中盤の構成力のなさ

FW陣は世界一の質と量をもつアルゼンチン代表であるがそこを活かせないのが欠点なんです。

中盤の構成力がなさすぎるんですよね。

ACミランのルーカス・ビクリアがいるが絶対的な選手とは言えないのが現状です。

出典:「http://www.fifa.com/?nav=internal」

世界一のFW陣を揃えていてもそれを活かせない中盤の選手達しかいないので、南米予選では苦しみました。

総得点19点はパラグアイ、ベネズエラと並ぶワースト2位なんですよね。

ブラジルは総得点が41点なので半分以下となります。

これはかなり深刻ですよね。

この問題を解決してくれそうなのがロ・チェルソです。

ビルドアップが期待でき、守備面でもハードワークしてくれます。

しかしボランチで試されてはいないので機能するかは未知数ではあります。

親善試合ではトップ下や右サイドで起用され、ポジションに関係なく奮闘したロ・チェルソですが機能しなければアルゼンチン代表はかなり苦戦を強いられるはずです。

未だにアタッカー陣の組み合わせが決まらない

アグエロ、イグアイン、ディバラとワールドクラスのアタッカー陣を擁すアルゼンチン代表は未だにアタッカー陣の組み合わせが決まっていません。

メッシを活かしつつ周りも活きるシステムが構築されていないのです。

3月のイタリアとスペインとの親善試合でメッシがプレーできず、システムを試すことができないという大誤算があったのもかなり痛かったですね。

サンパリオも試行錯誤は続けているでしょうが、何とか間に合わせて欲しいと願うばかりです。

だってこんなにも優秀なストライカー達を擁しても宝の持ち腐れなんて絶対に嫌じゃないですか!

各欧州リーグで得点ランキング上位にいるメンバーばかりなのですよ。

約9ヶ月ぶりに代表復帰を果たしたイグアインも親善試合の2試合で少なくとも3度ほど決定機を外していましたし。

うーん、どうにかならんものですかねw

そしてインテルで今季も絶好調だったイカルディは落選しましたね。

調子はよく結果も残しているんですが、チームの不協和音をもたらすならしょうがないとしか言いようはないですよね…

SB人材難

選手サイドからの強い要望で取り入れている4バックなんですが、最大のウィークポイントはこのSB人材難にあります。

優勝候補の国々はワールドクラスのSBを揃えていますが、アルゼンチンは誰もいないですね。

親善試合で国際的に無名なブストスとタグリアフィコを起用しましたがW杯レベルとは言いがたい内容でした。

4バックで行くとしたらここは最大のウィークポイントになってしまいますがサンパリオ監督はどう対処するのでしょうか?

親善試合の結果は?

3月の親善試合はイタリア戦は2-0で勝利、スペイン戦は1-6で完敗でした。

欧州遠征での最大の誤算は内転筋痛で2試合ともメッシがプレーできなかったことですね。

メッシをどのアタッカー陣と組み合わせると最も機能できるのかという検証をしたかったのにできなかったのはサンパオリ監督にとってかなり痛かったはずです。

イタリア戦は勝ちましたけど内容は乏しく、スペイン戦では6失点と大量失点での敗北で改めて課題は浮き彫りになりましたね。

メッシがいないとこんなにも攻撃は機能しないのか

ビルドアップも機能せず、SB人材難も国際的に無名な選手を起用したがイスコに弄ばれた始末です。

唯一の収穫はロ・チェルソの万能性を発揮したところですね。

トップ下や右サイドを務め、ポジションに捉われることなくビルドアップや崩しの局面で顔を出し、バネガのゴールをアシストしたプレーは素晴らしかったです。

守備面でもプレスやパスカットで貢献し、スペイン戦でも大量失点の中最後まで奮闘したパーソナリティの強さも証明しました。

このロ・チェルソをボランチで起用し、ビルドアップ課題を解決してくれると思っています。

2列目での動きも素晴らしいんですが中盤の構成力のなさは彼しか解決できないかなと。

解決できればメッシはバルサほどいかなくても攻撃を仕掛けゴールを奪うことにより専念できるんじゃないでしょうか?

アルゼンチン代表のグループリーグ結果予想は?

アルゼンチンのグループリーグ予想は2勝1分けで1位通過です。

アルゼンチン 2-1 アイスランド 

初戦のアイスランドかなり不気味ですよね。慎重な試合展開とはなりそうですが、アイスランドのフィジカルとパワーに堅守速攻には手を焼くのではないかなと予想します。先制点をメッシが決めるけどセットプレーでアイスランドが同点に追いつき焦るアルゼンチンみたいな。

終盤で何とか勝ち越し勝利という予感が満載です。アイスランドは初出場でいきなりアルゼンチンから金星を挙げるのは至難の業かなと思います。いい試合はしてくれるとは思いますけどね。

仮に敗れるとすればアルゼンチン代表は窮地に追い込まれまさかのGL敗退というシナリオが頭をチラつつかせてしまいそうです…

アルゼンチン 1-0 クロアチア代表

初戦で勢いに乗ったアルゼンチン代表は2戦目が勝負ですね。かなり凌ぎを削る試合になるのではないかな。クロアチアはモドリッチ、ラキティチという世界屈指の攻撃的MFとマンジュキッチ、カリニッチ、ペリシッチという強烈なアタッカー陣を擁します。決定的な場面を何度もつくられそうですが、気迫したプレーで跳ね返してくれるんではないかなと。

拮抗した試合の中無得点で試合終了となるかの場面でメッシが値千金のゴールで勝ちきるイメージがしますね。

アルゼンチン 2-2 ナイジェリア

GL突破を2戦目で決めたアルゼンチン代表は少しだけ余裕が生まれますがなんとも首位通過したいところ。ナイジェリアも強く苦戦はしそうです。

どうしても去年の親善試合で逆転負けしたイメージが強いです。メッシを後半で下げて温存したら追いつかれたという展開になりそう。でも負けなければそれでいいです。

決勝トーナメントを考慮してメンバーの入れ替えもするでしょうし。でないとこの厳しい3試合で消耗していまい一発勝負の決勝トーナメントで力尽きてしまうはずです。

という事でアルゼンチン代表のグループリーグ予想は2勝1分けで1位通過です。

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メッシとマラドーナはどちらが凄いかはよく比較されます。

時代も対戦相手も違うので比較しようがないのは事実ですが明らかに足りないのはメッシが代表でのタイトルがないことです。

世界一流のプレイヤーであることは誰もが認めるところですが、代表でのタイトルは何が何でも獲得したいメッシは今回のロシアW杯で優勝し伝説となれると僕は期待しています。

上記は僕がメッシのゴールで衝撃を受けた動画です。

ロシアW杯でこのような記憶に残るゴールでアルゼンチン代表優勝へ導いてくれると信じています。

それでは。

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